vincent69の日常。

ありのままで、そんな日常ぼちぼち日記。

春。

あの日から1年。・・・その時間、ワタシは地域の見守り隊として、下校してくる子どもたちを待っていた。カイロを片手に、寒い日だった。

新聞の記事が目に止まる・・・。
[被災された壮年が語っていた。
「片づけばっかの1年。前へながなが進めね。」
... 「負げね。」と言う気丈な決意も、胸の奥から染みだす悲しみも、どちらも真実の心の声だろう。さまざまな思いを抱きながらの一歩一歩。
「春」の到来を願わずにはいられない。

自ら被災しつつも、復興支援に尽力する方の言葉が心に残る。
「支援は、自分が上にいて、困っている人を引き上げることではなく、下から支えることです。」
共に泣き、支え、歩み続ける私たちでありたい。
その向こうに「福光(ふっこう)の春」が輝くに違いない。]

10日(土)娘の小学校の50周年行事が開催された。
地域の力の重要性が、今ほど、感じられる年はなかった。
「同苦」と言うコトバがワタシのココロの中を占領していた。
犠牲者のご冥福と福光(ふっこう)への前進を厳粛に祈りながら・・・
たくさんの想いと共に「春」を願う。